ダンテ・コレクション (Collezione Dantesca)

資料概要

ダンテの著作・研究書を収録したものである。

このコレクションは、中世イタリアの詩人ダンテの叙事詩「神曲」を中心に、彼の主要な作品とこれをめぐる研究文献を収録したものである。「神曲」の写本は500余種あるといわれ、これらの原点にもとづいて、ダンテ学会版、ムーア版、デ・ヴィッテ版、スカルタツィーニ版、パジェット・トゥインビー版など種々の刊本が生まれているが、当コレクションにはこのうちのいくつかの版が認められる。

また、当コレクションには、書誌学的、美術的見地から見るべきものがあり、1481年フィレンツェのニコラウス・ラウレンティーノから刊行された「神曲」は、ボッティチェルリのデッサンをもとにした当時としては数少ない銅版彫りの挿絵が張り込まれている点で書誌学的価値が高く、この他にもサベリオ・フランチェスコ・クウァドリオ、サルバドール・ダリなど著名な画家達の挿絵や図版が豊富に見られる点でも貴重なコレクションといえる。

所蔵の経緯 昭和62 (1987) 年度大型コレクション
形態 オリジナル
構成
  1. ダンテの著作 (A神曲, B新生, C饗宴, D帝政論, E詩, Fその他 計133点)
  2. 研究書 (47点)
点数 180点
所在 書庫 ※ただし、一部貴重図書 (19点。A100:1760-1778)
利用条件 貴重図書の利用についてはこちらをご確認ください。
目録 『ダンテ・コレクション目録』[事務室備付]
表紙の書名は DANTE COLLECTION。巻末に著者名索引あり
参考文献 「ダンテ・コレクション」高野彰『図書館の窓』27(9), 77-78, 1988